今、BSフジで昔の『東京ラブストーリー』やってます。
私は放送当時、高校3年生で大学受験真っ只中だったので、リアルタイムでは観てませんでしたが、たびたびある再放送で、つまみつまみ観ていました。
今回も、思い出したときに観る程度です。
今や、2度の結婚&離婚を経験された鈴木保奈美さん、若干こだわりのコメント多めの織田裕二さん、モノマネタレントの山本高広さんがちらついてしまう江口洋介さん、順当に?年齢を重ねられた有森也実さん、皆さんが、このきらめきが永遠に続くのではと思わせるくらいに、ピュアにキラキラと光を放っておられます。
さて、ストーリーの端々しか観ていない私でさえ、御多分に漏れず『関口さとみ』がキライです。ふんわり癒し系のコットンのような印象で、男たちを惑わせます。
本当は三上くんが好きなのに、三上くんとうまくいかなくなると、優しくしてくれる完治になびき、2人の間をふ~らふらします。
そして、昨夜が決定打の回。『関口さとみ』はいきなり手作りおでんを持って完治の家に押しかけて、リカとの待ち合わせに向かおうとする完治に「行かないで❗️好きなの❗️❗️」と抱きつきます。愚かな完治は、リカとの約束はブッチして、『関口』を抱き締めます。
改めて調べてみると、このシーンにより、彼女は『おでん女』と呼ばれているらしいですね。
男って、どうしてこんな女性に弱いんでしょうか💢💢💨
対してリカは、完治にストレートに思いをぶつけるけれど、反面、素直に弱さをさらけ出すことはできず、結局完治を奪われてしまいます。
私は思いを巡らせました。どうしてこんなにも『関口』を嫌悪するのか…
そして、ある結論に至りました。
そう、それは嫉妬だと。私の中に眠る『関口』を発動させたいのにできない…理性に打ち克つことのできない自分に対する苛立ちの化身だと。
注)ここからは、私のワールドとしてお読みください。
動物界では、メスがオスを選ぶのが一般的だとか。メスに選ばれるために、オスは己の大きさ強さをアピールします。
一方、人間界では、男が女を選ぶといった感じでしょうか。男に選ばれるために、女は自分の儚さ弱さをアピールします。
「私、あなたがいないと生きていけないの❗️」と言わんばかりに完治にすがりつく関口のように。例え、神経は図太くとも。
これは、生物としては当たり前の、至極本能的な行動だと思うのです。しかし、理性という鎧を纏った女は、素直に本能に従うことが難しくなってしまっているのではないでしょうか。
そして、本能をむき出しにする(できる)関口に対して、はしたないと思いつつ、嫉妬する。そんな感情が嫌悪となって、『関口さとみ』に向かっていってしまう、私はそう思うのです。
本当は、私の中の『関口』も、おでんを作りたがっているのかも…