ぼっち女子の徒然日記

50代おひとりさま。日常のこと、母のこと、徒然なるままに…

このお題の正解は?

私の隣には、10月から23歳新卒の新人さん(女子)が配属されています。私は齢51となり、就職してから既に30年近く経っています。しかも、こんなにもぎたての新人さんに仕事を教えるのは、もしかしたら20年近くぶりかも…遥か彼方の記憶の糸を辿りつつ、フレッシュだった頃の自分に思いを馳せながら、噛み砕いて説明に努めます。最初が肝心なので、きちんとその事務処理の理由や意味を添えながら。

彼女はノートに一つ一つ、丁寧にメモを取ります。その度に説明は止まるし時間もかかりますが、いやいや、待ってあげなくちゃ!と自分に言い聞かせます。

 

さあ、今日は一人でやってみてね❢と指導の成果を確認します。彼女はノートのメモを確認しながら事務処理を進めます。

丁寧にメモ取ってるからきっと大丈夫!と思うのですが、あれれ?ってとこが抜けてたり、意味が伝わってなかったかな?って所があったり…

私はふと不安になりました。もしかしたら、私の説明は分量が多すぎて、焦点がボケちゃってるのか?私は話が長い傾向にある自覚もありまして💧私は彼女に尋ねます。「私の説明って、多すぎる?」すると彼女は、遠慮がちに、しかし悪気なくこう言います。

 

「本当に私、聞き取るのができなくて…1回目はやり方だけ教えてもらって、2回目に説明してもらっていいですか?」

 

ん?2回目??どゆこと???想定外の返答に、色んな思考や感情がぐるぐる回ります。悩んだ末に

「2回教えなきゃなの?」私の口からはこの言葉しか絞り出せませんでした。

彼女「いや…、1回でいいです。」

私「わかった!分からなかったら聞いて!」

 

あー、今までかけた時間やエネルギーは無駄だった…いや、むしろ邪魔だったのか😢(がっくし…ぐったり…)しかも2回目に説明って、前提違くない…?

もう一度言いますが、彼女には一切悪気はないのです…記憶の糸を辿るだけでは行き着き得ない、未知なる世界を垣間見た瞬間でした。

 

彼女が私に出した大喜利のお題、なんて答えたらIPPON!がもらえたのでしょうか?


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